Claude Code / Workflow

カメラマンが最初にAIに頼むならSDカードを挿すだけで写真と動画を自動で仕分ける機能を作ってもらうのが良いと思った話

2026.10.13

カメラマンがClaude Codeを入れたら、最初に何を作ってもらうといいか。それは「SDカードをPCに挿したら、写真と動画を自動で決まったフォルダに仕分けてくれる仕組み」がいいのではと思った話です。大した話ではありませんが。。

撮影が終わり、帰宅してカードをPCに挿して、フォルダを作って、写真と動画を分けてコピーして、ちゃんとコピーできたか確かめて、カードを空にする。毎回やる作業なのに、地味に時間がかかりますよね。しかも、うっかりミスが起きやすい作業でもあります。

Claude codeなどのAIツールに興味を持っているカメラマンの方も多いのではと思います。そこで、Claude codeを導入しようとしている方や、導入した方向けに、プログラムが書けなくても、何を決めて頼めばいいかが分かれば作れますので、そこを中心に書きたいと思います。

なぜこの機能だと思ったかというと、理由は3つあります。

毎回同じ手順を踏む作業ならなんでも自動化候補になります。カメラマンの場合はその筆頭がカードの取り込み作業だと思いました。

作ってもらったもの

動きはこうです。

  1. PCにSDカードを挿す
  2. 自動で、カードの中の写真と動画だけを探す
  3. 写真は Photos/機種名/ に、動画は Videos/機種名/日付/ にコピーする(※写真はLightroomで自動取り込み指定したフォルダ)
  4. コピーした中身が合っているかを確かめる
  5. 確認できたものだけ、カードから消す
  6. 終わったら、Windowsの通知で教えてくれる

例えば僕の場合、取り込み先はこんな形になります。

Photos/
  LUMIX/
    P1000001.JPG
    P1000002.RW2
Videos/
  LUMIX/
    2026-10-13/
      P1000003.MOV

PCにログインしたときに裏で起動して、3秒ごとにカードが挿さっていないかを見ています。カードを挿すだけなので、何も操作はしません。

頼むときに決めたこと

ここがいちばん大事な部分です。カードの中身を消す仕組みなので、「何をしていいか」と「何をしてはいけないか」を、先にはっきり決めました。

①対象のカードを限定する

ボリュームラベル(カードの名前)が、決めたものと一致して、さらに DCIM か PRIVATE というフォルダがあるときだけ動きます。外付けHDDやUSBメモリを挿しても、何も起きません。これがないと、間違えて大事なデータを動かしてしまいかねません。

②対象のファイルを限定する

写真と動画の拡張子を、一覧で決めています。それ以外のファイルは、カードの中にあっても触りません。カメラが作る付随ファイルや、DCIM と PRIVATE の外にあるファイルは、そのまま残ります。

③「移動」は、コピー、確認、削除の順で行う

コピーが終わっただけでは消しません。サイズとファイルの先頭と末尾の一部を突き合わせて、同じ中身だと確認できたものだけを、カードから消します。全体のハッシュ値で確認する方法もありますが、100GB級になると読み直しの時間が倍になるので、今回は先頭と末尾の確認にしました。

取り込み先に同じ名前で中身が違うファイルがあるときは、上書きも削除もせずカードに残します。0バイトのファイルも、書き込みの途中で失敗した可能性があるので触りません。

何もコピーも削除もせず、「何をするか」だけをログに出すモードを付けてもらいました。最初はこれで、仕分け先のパスと件数が想定どおりかを確かめました。

④日付の区切りは、午前3時にする

夜遅くまで撮っていると日付をまたぐ時もあると思うので午前3時より前に撮ったものは前の日の扱いにしました。

⑤通知とログ

始まりと終わりにPC上で通知が出ます。件数、容量、失敗や競合の数も出ます。詳しい記録はログファイルに残します。

⑥気づいたこと

1.日付がずれる問題

実は、ラズパイでも同じようにSDカードを取り込む仕組みを別に作っています。そのラズパイ版の話は、また別のお話しなのでいずれ書きます。ただそちらでは、Linux側でexFATのカードの時刻を読み違えて、日付がずれることがありました。Windowsでは、時刻を正しく読めます。LUMIXの動画のファイルの更新日時が、撮影の終了時刻になっていることもexiftoolで確かめました。

そのため、撮影が日をまたぐ動画は、終わった日の日付のフォルダに入ります。

Lightroomなどにつなぐには

僕の環境では、まず共有フォルダに集めるところまでです。LightroomのようなソフトにはもともとAuto Import(自動インポート)の機能があり、決まったフォルダに置かれたファイルを自動で取り込めます。

特定のフォルダを指定しておくと、そこにjpgやRAWなどの写真ファイルを置いて、Lightroomを開くだけで勝手に取り込んでくれるようになります。

Claude Codeへの頼み方の例

AIへの依頼文は以下のような感じかなと思います。

Windows PCで、SDカードを挿したら自動で写真と動画を仕分けて取り込む仕組みを作ってください。

・対象は、ボリュームラベルが「LUMIX」のカードで、DCIMフォルダがあるものだけ
・写真(JPG, RAW)は Photos/ラベル名/ に、動画は Videos/ラベル名/日付/ に入れる
・コピーしたら中身を確認して、確認できたものだけカードから削除する
・同じ名前で中身が違うファイルがあったら、上書きも削除もせず、ログに残す
・最初は何も変更しない「試走」モードで確認できるようにする
・終わったらWindowsの通知を出す

ポイントは、「やってほしいこと」だけでなく、「触ってはいけないもの」を書くことです。

注意したいこと

カードのファイルを消す仕組みなので、最初から全部を任せないほうがいいです。

  1. 最初はコピーだけにして(カードは消さない)、何日か様子を見る
  2. 試走で仕分け先と件数を確認する
  3. 問題なさそうなら移動にする

僕は最初に試走をして結果とログを確かめてから本番にしました。

おわりに

これで撮影後の取り込み作業が、カードを挿すだけになりました。それだけで地味に楽です。撮影で疲れて帰ってきた後はやることはなるべく少なくしたいですよね。カメラやレンズも早くしまいたいし。

カメラマンの方がClaude Codeで何か最初の一つとして作るなら…というおすすめとして書かせて頂きました!

AIの登場でソフト面の障壁はかなり少なくなったと感じます。これやりたいなと思ったことの大半はすぐ出来るようになります。(簡単なことであれば…)とすれば、あと問題は機器などのハード面ですよね。小型PCのRaspberry piであれば持ち運び可能で、カメラマンに必要な機能を色々積めるのでは?と思って今色々試しているところです。いい感じのケースが欲しいので3Dプリンタも欲しいし、3Dプリンタ買うなら3Dスキャナも欲しい…やりたいことが多すぎます🥹

おわり

#Claude Code#自動化#写真#動画#ワークフロー

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